卵を守るお父さん

今日はこのお魚についてお話します。

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ネンブツダイといいます。
この魚はメスが産んだ卵を、孵化するまでの間オスが口の中で育てるという生態があります。

オスは卵が孵化するまで何も食べずに口の中の卵を守り、新鮮な海水を取りいれようと口をパクパクさせます。この行動が、念仏を唱えているように見えることから「ネンブツダイ」と名前がついたそうです。

産卵のシーズンは6月~8月。まさに今なのです!
実は、この水槽のネンブツダイもオスが口内保育をしている様子が観察できるのです。

その様子がこちら。

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口の中がオレンジ色になっているのが見えますでしょうか。
このオレンジ色のものが卵なのです。

ペアになったネンブツダイは、群れから少し離れて2匹寄り添って泳いでいますので、そんな2匹がいましたら、口元に注目してみてください。
口をパクパクとさせている姿も観察できるかもしれませんよ :)

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種名:ネンブツダイ
学名:Apogon semilineatus
英名:Schlegel''s red bass

場所:アクアミュージアム3F 海の生きものたちのくらし