アジ搬入みませんか。

うみファームのフィッシングスクエアで釣ることのできるお魚たちは
月に一回ほどのペースでうみファームへやってきます。
今日は久しぶりに搬入作業があったので、お魚たちがどうやってやってくるのかお話します。

まず、どうやって運ばれて来るのかというと・・・

なんとトラックに乗ってやってきます。
お魚を生きたまま運ぶための「活魚車」というのがあるんですね。

20140320carry01.jpg

この日は10,000匹のアジがやってきました。
1万匹ですよ!1万匹!!

しかしここで一つ問題が!
陸地からフィッシングスクエアまでは距離があるのでトラックから直接アジを移すことができません!
そこで活躍するのが海に浮かぶ移動用のイケスです。

20140320carry02.JPG

お魚たちはトラックから一度、移動用イケスに移され、それから移動用イケスを
フィッシングスクエアまで移動させます。
海上輸送を行うわけです!

まず、トラック運転手のお兄さんとスタッフが協力して移動用イケスにアジを移します。

20140320carry03.JPG

専用の丈夫な袋に、アジを海水ごと入れて、活魚車からイケスに移していくのです。
これを何十回も繰り返すわけで...


20140320carry04.jpg

新人の私は初めてこの作業を見たときに
トラックからお魚と海水を一気に流し込めば早いのにと思ったのですが
それは安易な考えでした・・・

この少量ずつ水ごと運ぶ方法こそが、みなさまに食べていただく大切なお魚を傷つけないように運ぶため絶対に必要な作業だったのです。

移動用イケスに全てのアジを移した後は、
いよいよフィッシングスクエアに移動です。

そこからフィッシングスクエアまでは約70m離れているので
なんと地道に人力で移動イケスを引っ張っていくんです。
アジが入っている網が水の抵抗を受けるので正直かなり重いです。

20140320carry05.JPG

なんとか移動イケスをフィッシングスクエア近くまで運び終えるとやっと、
移動イケスからフィッシングスクエアにアジを移すという最後の作業が始まります。

お魚たちを移動用のイケスからフィッシングスクエアへ水中で移動させます。
水中で網と網を縫い合わせて、お魚を移すための通路を作っていくのですが、
寒い中での手を濡らしながらの作業・・・
手がかじかんでこれもなかなか大変なんです。
でも、少しでも水からあげてしまってお魚を弱らせてしまうわけにはいかないので、
誰も文句は言わずに黙々と作業をつづけます。

通路ができたら網をたぐります。
アジたちが移動用イケスからフィッシングスクエアに
一気に泳ぎだして行きます!
実はこれが搬入作業のなかで一番見てて楽しい時間なんです!!!

20140320carry06.jpg

うみファームがオープンしたての頃は搬入に数時間もかかっていたのですが、今では2時間くらいでできるようになりました。
時間が短くなったおかげで魚たちも落ち着いていて、健康状態も良くなった気がします。
手つきもだんだん慣れてきて、今ではもう漁師さん並み!?

アジの他にもタイやギンザケなども同じ方法で入れています。開館時間中に
やっていることもあるので、もし「アジの搬入」をみかけたら、そんなところにも
注目して見ていただけたらと思います。