メガロパ知っていますか?

自然の海を舞台にしたうみファームでは年間を通していろいろな発見をすることができます。

今日はカニの子ども「メガロパ幼生」を大量に見つけることができました。
実はあまり知られていないのですが、卵からかえったカニの仲間の幼生は、浮遊生活するプランクトン世代を経て、私たちのよく知っている最終型のカニへと姿を変えていきます。
「メガロパ幼生」とはカニの成長の途中の姿で、大人になる一歩手前の段階です。たとえば人でいう中学生といったところでしょうか。

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これがメガロパ幼生!なんだか変なかたち...
ふんどしのような部分をひらひらさせてよく泳ぎます!!

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一円玉と比べるとサイズも分かりやすいですね!
3mmほどでしょうか。

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ちょっとすくっただけで大量にGETすることができました!
(もっと密度の濃い写真もあったのですが、自粛致します...。)
その数は想像もつきませんが、数万匹??とにかく大量です。

通常、成長したカニは底棲生活となり、海面で見かけることはまずありません。
しかし!!この、プランクトン世代なら海面で見つけることができるのです。

つまり、カニの姿を海面で見られるのはカニの歴史の中でこの時期だけ!!!
(まだカニではありませんが...)
水中で泳ぐ姿をご覧になれますが、うみファームでは「ひしゃく」を使ってご自分ですくって見ることもできます。

うみファームで見られるのはおそらく春を迎えようとしている今の時期だけです。
水面の少し下の付近で群がる無数の「メガロパ」たち。
しかし、その中から無事カニの姿になり、さらに一人前の親ガニにまでなれるのはほんの一部と思われます。

そんなことを考えながら見ていると、はかなくもおどろきの光景でした。
普通の生活をしていたらまず見ることはできないメガロパたちの命の営みを、彼らが着底して見えなくなる前にぜひ見にいらしてくださいね!!!