だんごうお

現在、アクアミュージアム1階では、特別展「~南三陸町の小さな命~ 不思議かわいい魚たち」を開催しています。

南三陸町と言えば、昨年3月11日に発生した東日本大震災で大きな被害を受けたところです。この震災は海の中にも大きな影響を与えました。

長年、南三陸町の海に潜り、そこに暮らす生きものたちを見守り続けていた人がいます。
その方は佐藤長明さん。
現地でダイビングショップを経営してきました。佐藤さんは震災後も南三陸町の海に潜り、そこで力強く生きる小さな生命たちの営みを確認しました。

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今回、私たちは佐藤さんのお話をお聞きして、南三陸町の海の生きものたちをシーパラダイスにいらっしゃる全てのお客さまにご紹介したいと思いました。そしてこの特別展を開催したのです。特別展では「クチバシカジカ」の展示水槽のほか、佐藤さんが撮影した南三陸町の海の生きものたちの写真をたくさんご紹介しています。

10月4日(木)、この特別展に新しい魚が加わりました。
魚の名前は「ダンゴウオ」。ピンポン玉のような丸い身体をしたかわいらしい魚です。

今回のダンゴウオの展示には、佐藤さんを始め宮城県漁業協同組合の関係者の皆さんのご協力をいただきました。ダンゴウオを採集する当日は、悪天候で海の状況もあまり良くありませんでした。そんな中、佐藤さんご夫婦とシーパラダイスのスタッフ2名が海に潜り、透明度の良くない海の中で無事にダンゴウオを採集することができました。

今回採集したダンゴウオは体長5mmほど。お腹についた吸盤で水槽のガラスや石にちょこんと張りついたり、エサを追いかけて一生懸命泳ぐかわいらしい姿をご覧いただけます。

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また、同じタイミングで「スナビクニン」も展示を始めましたのでぜひご覧ください。
なお、この特別展は11月4日まで。その後ダンゴウオたちは、繁殖計画のためにしばらく展示をお休みいたします。

種名ダンゴウオ
学名Lethotremus awae
英名Lumpfish