海育塾4回目!今回はシーパラのおとなり「柴漁港」へアナゴ漁や市場の見学をしてきました。

仲間といっしょに、さまざまな「海育(うみいく)」を通して海の生きものや環境について学ぶ「シーパラこども海育塾」。
第4回目の今回は「東京湾でとれる魚のひみつ」の授業として、シーパラのお隣「柴漁港」にお邪魔をして、江戸前アナゴのとり方や小さな魚をとりすぎない工夫、魚の出荷場のようすについて学びました。

体験スケジュール

9:45

 

柴漁港に集合

柴漁港はシーパラのすぐおとなり。
水揚げされた魚の直売所やアナゴ丼が食べれる食堂もあります。

10:00

 

「東京湾でとれる魚のひみつ」授業スタート!

今回講師を務めてくれるのは小柴(金沢区柴町周辺)で先祖代々700年漁業を営んできた、アナゴ漁のスペシャリスト「齋田」さん!
さかなクンともお友達で、さかなクンがイラストを描いてくれたアナゴ筒を見せてくれました。

 

実際にアナゴ漁に使っている筒の解説。筒には生まれて1年ほどの小さなアナゴは逃げ出せるように穴があいています。
齋田さんたちはたくさんの実験を重ね、穴のサイズを13mm以上にすることで小さなアナゴは逃がし、食べごろで売り値も高い大きなアナゴだけをつかまえられるようにしました。

 

小さなアナゴをとりすぎないように、1998年にスタートをした「13mm以上の穴を空ける」と言うルールは、当初神奈川県だけの取り組みでしたが、今では千葉県・東京都も加わり、東京湾全体でアナゴの資源(数)を守るため共通のルールとなりました。

10:50

 

続いて外に出て漁船や魚の出荷場の見学へ!

齋田さんの漁船にはたくさんのアナゴ筒!一度の漁で600本を仕掛けるそうです。
漁に出発前に筒には一本一本餌のイワシやイカを入れます。餌の鮮度でもアナゴの獲れかたは変わってくるそう!

 

代表1名の塾生がアナゴが入った筒をバケツにとり出す作業を体験。
活きの良いアナゴたちは筒から一斉に飛び出してきました!

 

次はアナゴや海の生きものたちのタッチング体験。
「ヌルヌルするー!」「アナゴにかまれたっ!」塾生たちのは生きものにさわることが大好き!

 

獲れた魚の出荷準備をするための作業場を見学。
みんなにおいしく食べてもらうために魚はとっても大切に、ていねいに扱うそうです。

 

続いて魚の直売所や食堂を見学。
地元の魚をおいしく食べてもらいたい、漁港にもっと手軽に遊びに来て欲しいという思いから始めたそうです。

 

最後は漁に使う餌などがストックされた冷凍庫を見学。
-20℃の中では「寒い!」の声と「臭い!」の塾生たちの声。

11:50

 

ふりかえり

今日の見学をグループの仲間たちとふりかえり。
アナゴをいっぱい捕まえるためのコツって何だろう?アナゴの感触はどうだったかな?

塾生の声

まりみさん

アナゴがいっぱいとれる季節があるのは勉強になった。(小学2年生)

ちさきさん

今日見たアナゴは前に見たアナゴより大きくて太くてびっくりした!(小学5年生)

こうきさん

ヌルヌルすべすべの感触は気持ちよかった。(小学5年生)

講師より

 

横浜市漁業協同組合 理事
齋田 芳之さま

漁港は入りにくいイメージが強いですが、私たちの組合では皆さまに開かれた港でありたいと考えています。
獲ったものを身近に食べてもらえる、魚に興味を持ってもらえる、そして少しだけ地元「柴」のことを考えてもらえる。
そういったふれあいができる場所を目指しています。今日の活動の中で、心に残ったことを1つでもいいので忘れないでください。
自然を本当に好きになって欲しい、大事に思って欲しいと願っています。
私たちのくらしのまわりの色々なものは海とつながっていて、自分たちは海とともに生活をしています。
これからも美味しい魚をいっぱい提供したいので、海の環境のことをみんなも一緒に考えてくれると、とっても嬉しいです。